「小学校卒業式未来に光見え」 (「アスナロ」の過去情報へ戻る)
2005年4月4日(月)
「六年間に私たちは、たくさんのことを教わりました」
「大切な教えを心に刻み、これからもがんばります」
「ありがとうございました」。
K小学校の五十四名の卒業式で、卒業証書を一番目に受取った卒業生の力強い決意でした。
先生がたのご苦労がふきとぶ頼もしい言葉に、私の胸は急に熱くなりました。
五〇年前の私らの卒業生は一六〇名もいました。
今の子どもは友達が少なくて、かわいそうな気がします。M校長先生は二つのお話をなさいました。
「六年間に学んだ本は君たちの背丈をこえます」
「希望の扉は、必ず開きます」と、ノーベル化学賞の田中耕一さんにふれ、
小学生で学んだ科学がきっかけだったことを紹介され、真剣なまなざしの卒業生を励ましました。
二つ目は「ふるさとの文化と伝統に誇りをもちなさい」と、生まれ育った土地への郷土愛を訴えました。
相手の目をみて丁寧なお辞儀。
元気な返事とこれからの決意。
新しい時代を背負うにふさわしい気持ちが、私たちに伝わり嬉しくなりました。
最後に「お父さん、お母さん、六年間ほんとうにありがとうございました」と、
別の卒業生が両親に礼をのべたのが私は、とても印象的で感動しました。
平成17年3月28日 佐賀新聞「ひろば」に掲載されました。