「廃墟にできた学校を巣立つ  「アスナロ」の過去情報へ戻る

          
2005年4月4日(月)

       「ここに学校を建てます!」と電気水道のない荒涼とした平原で、

       コン・ボーン(68)さんに地面を指さされたMさんは、一瞬呆然となりました。

       「どうして?」と学校がイメージできない不安が襲いました。一九九七年のお話です。


       きっかけは、佐賀市出身の共同通信社・元プノンペン支局長村井孝至(故人)さんが、
       廃墟と化したカンボジアに学校を建てようという小さな新聞記事でした。

       佐賀市内のお母さんたち数人が「村井さんの呼びかけに応えよう」と募金をはじめ、

       まず一棟の中学校舎を建て一五〇名の生徒に勉強のチャンスを作ってあげました。


       二〇〇四年、これまで六年かけてとうとう三棟の校舎と図書館、
       3万平方メートルの運動場と塀が見事に完成しました。

       いまでは八〇〇名の生徒が在籍して、この間に派遣した若い日本人男女十人から日本語を学び、
       カンボジア有数の中高一貫校となりました。


       今年七月には高等学校第一回卒業生が社会に巣立ちます。

       県内の多くの方々にこの間、ご支援をいただき心から感謝いたしております。


       六年間の写真展示会を二月七日(月)〜十三日(日)まで、iスクエアビル4Fで開催いたします。

       ご来場をお待ちいたしております。

       佐賀新聞「ひろば」 2005年2月4日に掲載


「アスナロ」の過去情報へ戻る

-節電・経費削減・省エネのシグマ・トップページへ-